ijenaの文章

独り言とお喋りの間のようなブログ。

日曜日

 

一番、と言ってもいいくらいに寝ている時間が好きだ。

 

布団が好きだ。たまらなく大好きだ。

 

こんなことを書いてひかれるのは悲しいが、

 

自分のにおいが結構落ち着くのでシーツはあまり変えない方が好きだ。

 

少し暴露しすぎたかもしれない。

 

寝たくない人はいないはずだ。人に限らず植物も寝る時は寝る。

 

昔はそんなことなかったのだが、最近は違う。

 

毎朝、起きた瞬間から愛おしさが増してくるあの場所に、

 

できるだけ長くいたい…風呂上りまで待てない、

 

家にいる間はずっと布団に丸まっていたい…。

 

そう思うようになった。

 

最初は難しかったが、寝転んでスマホをいじれるようになった。

 

いいのかわからないが、できるようになってしまった。

 

というわけで、今日はずっと寝ていた。

 

ブログに書くほどのことでもない。

 

わかってはいるけども、こんな日があってもいいやということで

 

少し具体的な生活の話を挟んでみることにした。

 

抽象的な言い方が、得意ではないくせに好きな私は、

 

学生時代、自由課題系の作文はあまりうけがよくなかった。

 

何を書いているのかは、私にしかわからない書き方が大好きだったために、

 

今読み返しても自分しかわからないような気がして安心する。

 

読む限り、「黒歴史」ではないと思うのだ。

 

ただ、話を少し戻すとしたら、

 

こんなに自堕落な休日は将来的に黒歴史になるのではないかと思うことがある。

 

有意義ではないからだ。

 

若さも時間も戻ってこない。

 

何もしていない時は気づかないものだ。

 

何かを積み重ねてきた人に出会った時、そういう人しかいない場所に入った時、

 

気づかされるのだ。

 

最悪だ。

 

今までにそういう経験があって、冷や汗かいた経験があって、

 

今があるはずなのに。

 

あの時感じた危機感はどこにいったのだろう?

 

そう思うけれど、実を言うと、具体的に思い出せないのだ。

 

内臓が締められるような感覚だけは覚えている。

 

でも何にどのような危機感を感じたのか、まるでさっぱり記憶から消えている。

 

最悪すぎる。

 

なんとなく覚えていることを無理やり書いてみるとしたら、

 

自分が周りより子供っぽいことに焦った記憶がある。

 

時間がたてばからだは勝手に老いるものではあるが、

 

それ以外は意外と歳をとろうとしないととれない部分がある。

 

そのことに気づいて、猛烈に焦ったのだ。

 

誰か一個人と自分を比較したのであればそれは嫉妬だが、

 

そうじゃなかった。だから「焦った」のだ。

 

「あいつと自分」と「自分だけ」は物凄い違いがある。

 

違いが自明な気がして、誰にも相談できなかった。

 

相談が質問になり、質問が無知になり、さらに差が開く気がして怖かった。

 

変われない私、追いつけない私に周りは今までどう思っていたのだろう?

 

とかなんとか。

 

すごく独りぼっちな感じがして、特に持病はないのだけども

 

毎朝起きた瞬間に心臓がスーっとなり、猛烈にさみしくなった時期がある。

 

今思えば、今も何も変わっていないので、意識がどこに向いているかによって

 

生きやすさ、生きづらさは変わるのだと思う。

 

環境が変わったとも思えない。

 

私は無趣味だが、好きな作品を何度も見返して台詞を覚えるのが好きだ。

 

ドラマ「最高の離婚」で濱崎光生が橋の上で急に振り返って話した、

 

「人生で一度だけ人を殴った理由」がすごく好きだ。

 

 

このドラマの登場人物はよく語り、一度の台詞が長いのが特徴的で、

 

このシーンも多少早口で「一度だけ…一度だけ人を殴ったことがあります」と

 

畳みかけるように語り始める。

 

「とりあえず聞かなきゃな」という気持ちになるオタク口調だ。

 

無理な人は無理だと思うけど、それは何でもそうだ。

 

他にもまだまだ好きなシーンも台詞もあるのだが、それはまた今度。

 

是非見てみてほしい。

 

 

 

一旦日曜日は終わるけど、

 

布団は月曜日も火曜日もずっとある。

 

起きたくないけど起きて、家に帰った瞬間布団へ直行…。

 

イメトレ完璧!

 

布団が一番落ち着く。

 

犬飼いたいなあ…