ijenaの文章

独り言とお喋りの間のようなブログ。

私の印象を考える

 

なぜかわからないが、最近眉の下が少し窪んでいる気がする。

 

腫れぼったい目の上に、まるでカットクリースをしたような陰影が

 

うっすらと見えるようになった。

 

ただの寝不足かもしれない。

 

涙袋も、きもち大きくなった気がする。

 

目頭が以前より深く奥に食い込み、全体的に鋭い目つきになった…

 

気がする。

 

眉間にしわを寄せたまま目線を上げると、新しい二重線ができる。

 

ハードボイルド映画に出てきそうな、恐ろしい二重線。

 

目の上のラインはまつ毛を巻き込んで直線を描き、奥二重ではなく

 

一重に見えることもある。

 

ここまで観察しているのなら自画像でも描けそうなものだが、

 

やつれた顔にしかならないことはやる前からわかっているのでやらない。

 

好みの服が同じ人と話の好みが同じとは限らない。

 

昔は手を出さなかった「スポーツブランド」というものに

 

ようやく目覚めた。

 

ただ、同じような服を着ている人とはどうも気が合いそうではない。

 

話したことがあるわけではない、ただの「印象」だ。

 

うるさそうだ、絶対にしょうもないことで笑いそうだ…そう思う。

 

目つきが悪く、俗に言う「ダル着」を着た人間は総じてそうである…

 

と私は思っている。

 

そんなことを言っても自分は最近ようやく自分のことを観察するようになった

 

といっても過言ではない。

 

ただぼーっと鏡を見ているだけではなく、なんとなく文字で

 

自分なりに整理しようとするようにしている。

 

他人の顔は、違う他人に似ていると容易に思うものだが、

 

今のところ、自分の顔に似ている人には一度もであったことがない。

 

私は唯一の顔だと思っている。

 

ものすごく主観的だ。

 

すがすがしいほどに。

 

私はどのような人に見ることが可能なのだろう?

 

パット見、第一印象、いつも同じ車両に乗る顔見知り同士…

 

どのような想像をかきたてる顔や風貌をしているのだろう?

 

色々と想像してしまうのは、私だけなのだろうか?

 

私は暇人なのだろうか?

 

私は周りに興味を持ちすぎなのだろうか?

 

それはストレスの原因になりうるのだろうか?

 

それならば一刻も早く、そのような悪癖は直さなければならないのだろうか?

 

私はただ…

 

答え合わせをすることのない、くだらない疑問を一人で作っては

 

ああだこうだと時間を潰していたいだけ。

 

私は別に

 

等身大の自分でいいと思っている。

 

印象と実際が異なる人に出会っても自分のなかの印象を消さない…

 

第一印象なくして人の理解はできない…

 

そう思っている。

 

印象は払拭できない。

 

きっと。