ijenaの文章

独り言とお喋りの間のようなブログ。

そうはいかない

 

実際に事が起きる前に結果を予想したりしますか?

 

私はそれが癖になっていて疲れてしまうことが多いです。

 

原因はおそらく、想像を基にすぐに動かないせいだと思います。

 

先走りたくないのならば何も考えなければいいのですがそうはいかず。

 

「動きたくないけど考えてはいる」

 

そんな状況を作るのが得意です。

 

杞憂、それで終わることもあれば、逆にいいこともあります。

 

いい意味で想像通りならない場合です。

 

いいかどうかも自己判断でしかないですが。

 

最近の出来事で言えば、

 

クラスラインのメンバーを久々に流し見していたら

 

ご成婚された人がいて、

 

てっきり自分は、そういう人を見たら嫉妬で怒り狂うと思っていました。

 

そもそも名前以外知らない人なのも理由の一つなのかもしれませんが

 

怒り狂うことはなく、

 

呑気に「自分もそんな歳になったんだなあ」という

 

あたかも「近い存在」であるかのような感想しか出てこず、

 

数秒遅れで自分は馬鹿だなあと思いました。

 

 

近くねえよ。

 

 

学生時代の終わりは独身時代の始まりで、

 

私は今、その真っ只中にいます。

 

学生にしても社員にしても、横にいる人は皆

 

偶然居合わせているだけであって、

 

全員が絡み合う必要はないのです。

 

というよか、一部分の人とは必ず違う方向を向いています。

 

前にいる人、隅っこにいる人、あまりいない人、騒いでいて有名な人…

 

距離的に近いのでつい世界がそこだけで出来ているような感覚になります。

 

それでも時間が経つと、やっぱり知らない人の方が圧倒的に多い。

 

記憶から消えたのかもしれません。

 

「顔見知り」ということで幾分落ち着いて過ごせているのかもしれないけれど、

 

改めて考えるとあまりにも独りぼっちで、それはそれでこわくなってしまう。

 

もし仮に、同窓会たるものが開催されたとして、自分は出席したとして、

 

どこかの机が空いていたとして、

 

その席に対して「居ない」としか思わず、何の話も思い出せないとしたら

 

私とその人はどこにいたのでしょうか?

 

そういう「自分にとって何も感じられない人」が一人ではなく、

 

もしうじゃうじゃいるとしたら、

 

どうしてあの頃、あの中で、あんなに真剣だったのでしょうか?

 

見ている見られているの関係は幻だったのでしょうか?

 

もしかして、今の環境に対してもそんな風に思う日がいつか…?

 

 

全部想像の話です。気持ち悪いですね。

 

真面目にならなくていい理由を毎日探しています。

 

考えるだけで結果的にそうはいかないのですが…